安全でおいしい水について(水道局)

「公営企業委員会」の事務事業質疑について報告(その1)

今日、東京は雨。全国的にも雨模様のようですが、この雨水は私たちにとって必要不可欠なものですね。ところが、ともすれば脅威にもなり、さらには私たち自身がこの自然からの恩恵をこわしてしまう危険性ももっているものです。この水とどう共存していくか。人間にとって避けられない課題です。

 さて先日、公営企業委員会(水道局、下水道局、交通局)で事務事業についての質問をしましたので数回に分けご報告したいと思います。

まずは水道局です。

●安全でおいしい水について
テレビ等で、公園の水道の蛇口からおいしそうに水を飲むCMを見た方も多いでしょう。「東京水」というペットボトルも売っていますね。そこで、どのくらいおいしくなったのか質問してみました。高度浄水処理等で、かび臭や不快な味等は100%「感じない」基準になり、カルキ臭の原因となる消毒のための塩素の注入量も、10年前と比べると2〜5割程度に抑えられるようになったそうです。水好きな私としてはうれしい限りです。
また、公立小学校に通っているお子さんから、学校の水がおいしくなったと聞いた方もいるかもしれません。以前は学校の水はおいしくないからと、お茶やジュース(?)を水筒に入れて持ってくる子どもが増えたと話題になったこともありましたね。今、小学校では、貯水槽からではなく、蛇口からそのまま浄水場の水が飲めるように直結給水化する事業も進められているようです。
多摩地域では水道水のうち地下水の割合も高く、国立は6割、国分寺は5割が地下水です。昭島はなんと100%地下水です。私も、1年くらい前から、外出するときにできるだけ水を入れた水筒を持ち歩いています。安全でおいしい水を大切にしたいですね。

11/13(金)には「震災時における市との連携について」の質問報告を更新します。