議会は市民のことを真剣に考えるところではないのでしょうか?

2009年12月東京都議会終了

23日の市内遊説の帰りに国立の大学通りにて
23日の市内遊説の帰りに国立の大学通りにて
 2009年もあとわずかですね。12月議会も16日(水)に終わりました。

 8月の臨時議会に続き、12月議会も紛糾しました。議会デビューして間もない(でももう5ヶ月?)私にとって、議会とはこういうところなの?という驚きと疑問の連続です。

 都議会の最終日の16日、自民党から議長不信任案が出されました。理由は、平成20年度一般会計決算が不認定になったことに対し(詳細は前回12月7日をご覧ください)、「異常な事態で、これを収拾しなかった議長の責任を問う。議長に決算委員会に差し戻し、審議のやり直しを求める」というものでした。

 確かに決算不認定というのは都議会では初めてで、異例のことですが、決算委員会で審議を行い、各会派が責任をもって判断し、不認定と決定したものです。その決定に、議長が恣意的に介入することは議長の職責の不当な拡大です。この議長不信任案は、民主、共産、ネットが反対し、否決されました。

 討論でも、国政の事業仕分けをめぐる主張が多く、異常な盛り上がりで、与野党からのやじが飛び交いました。議場の最前列のど真ん中に座っている私としては、政党間の争いにしか思えず、市民、都民が置き去りにされている憤懣やるかたない思いでした。
 生活者ネットワーク・みらいでは、都民の生活の実情を知り、その改善のために議論され政策決定していく場として議会が機能していくように、頑張ってまいります。

 今回、“生活者ネットワーク・みらい”からは星裕子さんが一般質問に登壇しました。詳細は「2009年第4回定例会 一般質問
に報告してますのでぜひご覧ください。