「これでいいの?都立高校~子どもの視点で見直してみよう~」

2012年8月23日 18時29分 | カテゴリー: 活動報告

山内れい子の都政フォーラム ワークショップから

 2010年には高校の授業料が無償化され、経済的な理由で高校に行けなかった子どもたちが減少するとともに、都立高校への期待が高まっています。しかし、その一方で、都立高校が、子どもを主体とした高校になっているか、真価が問われています。

 そこで、7月15日、山内れい子の都政フォーラム「これでいいの?都立高校~子どもの視点で見直してみよう~」を開催しました。まず、都立三鷹高校の元校長土肥信雄さんのお話をうかがい、その後、ワークショップ形式で、皆さんと、都立高校はどうあってほしいかを話し合いました。

 私がとても気になったご意見があります。

ある都立高校で、新学期になり、突然、3学期制から2学期制に代わることが、校長先生から発表され、生徒たちが驚愕したというのです。

私は、唖然としました。

私が都立高校に通っていた当時は、授業形態にしても、規則にしても、学校側が一方的に決定して、生徒に押し付けようとすることは、生徒の自律と自治を軽視するものだとして学校側と大いに論議したものです。単純に比較できないにしても、学校の主体はあくまでも子ども、生徒です。このことをないがしろにしてはいけない。

私が誇りに思っている母校都立上野高校では、校長先生が、昼休み時間に担任とともに私たち生徒を数人ずつ校長室に呼び、昼ご飯を食べながら雑談をしました。校長として生徒の本音を聞きたかったからだと、数十年後、先生の著書で知りました。

校長はじめ先生方と、授業の進め方や、自主ゼミ等いろいろ議論をしましたし、先生方は、生徒の考えを正面から受けとめてくれていました。卒業式にしても、単なる卒業証書授与の式典ではなく、自分たちで行いたいという議論もした記憶があります。

今年度から始まっている都立高校改革では、生徒一人ひとりが「社会的自立の基盤となる力の確立」することを目標に掲げています。今回のワークショップで出たご意見、ご要望をもとに、子どもが主体となる都立高校のあり方を、東京都に政策提案していきたいと思います。