オスプレイの横田基地配備検討の撤回を要請

明日から、いよいよ新しい都議会が始まります。
それに先立って、オスプレイの配備撤回を国に申し入れるよう知事に要請を行いました。
3人そろっての初仕事です。

 

 

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東京都知事 猪瀬直樹 様
                         
                          都議会生活者ネットワーク
                               幹事長 西崎 光子   

   垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの横田基地配備検討撤回に関する要請

 7月30日、横田基地周辺市町基地対策連絡会が、垂直離着陸輸送機CV22オスプレイの横田基地の配備について、日本政府に対して配備検討撤回を米国に強く求めるよう要請を行いました。これは前日の米太平洋空軍司令官が記者会見において、日本での配備先に横田基地を候補地として議論しているとの発言を受けてのものです。

 横田基地は人口が密集した市街地に所在しており、航空機の騒音や墜落事故など周辺住民の不安が続いています。先日も横田基地所属輸送機の部品紛失があったばかりです。近年在日米軍再編の動きの中で、自衛隊の横田基地開設と、日米共同統合運用調整所の設置がされ、基地の強化がされてきました。

これ以上の基地の強化を許すことはできません。オスプレイをめぐっては、昨年9月にも沖縄以外でも飛行訓練の可能性が判明したことから、横田基地周辺市町基地対策連絡会が横田基地への飛来に反対する旨防衛省に申し入れています。

もとより、沖縄へのオスプレイ配備が問題であることは言うまでもありません。沖縄では普天間飛行場においての強行配備に沖縄市民が座り込んで抗議を行っており、全国でオスプレイの配備に反対する声がひろがっています。

こうした中で、5日には訓練中の米軍ヘリコプターが墜落事故を起こし、基地周辺住民は、常に危険と隣り合わせの生活を強いられていることがあらためて思い知らされる事態となりました。

都議会生活者ネットワークは、これまでも基地の縮小・返還を求め、基地のないまちを構想してきました。東京都として、日本政府および米国政府に対して、オスプレイの配備の撤回を求めるよう、強く要請します。

以上