子どもの安全対策。子どもの視点に立った検証を!

 
今年9月、世田谷区で、下校中の子どもの列に軽自動車が突っ込み、小学生のお子さんが亡くなるという痛ましい事故がありました。現場は、道幅も狭く、双方通行でやっと2台がすれ違えるぐらいで、大人が歩いてもひやひやする道路だということです。

予算要望を安藤副知事に手渡しました

都議会生活者ネットワークは、12月議会で「子どもの安全対策」を取り上げ、通学路の安全確保や交通事故から子どもを守るための取り組みを求めました。
 
各地域にこのようにスクールゾーンでありながら、土曜日や下校時間は規制できず、子どもたちを危険にさらしている道路がたくさんあります。
 
私の地元・国立市では、今12月議会で、国立市立第3小学校の通学路の一部を一方通行にという陳情が提出され、本議会で採択されました。この道路も双方向で、歩行者がいったん止まって車が通過するのを待たなくてはなりません。小学生の目線からは、とても恐怖です。これまでいろいろな指摘があっても検証が見過ごされてきました。少子化対策に取り組むなら、子どもの視点に立って検証し、大人の都合ではなく、子どもの安全を第一に確保するべきです。世田谷の事故を二度と起こしてはなりません。
 
交通安全の教育や普及啓発だけではなく、歩行者優先、特に子ども、障がい者の視点に立った道路の見直しを求めていきます。
 
今年も一年間、ありがとうございました。
良いお年をお迎えください。