ゲノム編集食品、見切り発車~10月1日から流通、販売が「解禁」に怒り!

  • 狙った「遺伝子」を切断して特定の機能を失わせたゲノム編集食品の流通や販売が、今日、10月1日から解禁されます。

芽に毒のないジャガイモ、
血圧の上昇を抑えるトマト、
肉厚なマダイ、
筋肉の多い豚や牛肉など、
ゲノム編集した食品の実用化や研究が進んでいて、早ければ年内にも食卓に並ぶ事態が起きています。

政府は、この新たな遺伝子操作食品であるゲノム編集食品に対して、遺伝子組み換えとは違うとして、規制をしない方針を出しました。ゲノム編集食品であるという届け出は任意(事業所の自由)とし、表示も義務付けません。

つまり、「ゲノム編集食品」が、無審査・無表示で流通することになります。

まさに、消費者の不安や懸念を置き去りにした見切り発射。命に関わる
「食の安全」の危機です。

9月25日、「ゲノム編集食品の規制と表示を求める署名」が、
厚生労働省、環境省、消費者庁に提出されました。
82,522筆です。
その後、厚生労働省前を“人の鎖”で取り囲み、抗議の声をあげました。

生活者ネットワークは、ゲノム編集食品の表示を強く求めます。

東京都には食品安全条例があり、トレーサビリティや都民の情報取得に関する取り組みについて規定しています。また、「バイオテクノロジー応用食品のマーク表示ガイドライン」があり、遺伝子組み換え食品の販売に関して独自マークを持っています。
消費者が食品を選択できるようにするためには、表示は欠かせません。
ゲノム編集食品についても、国に対して表示を求めるとともに、都が率先して独自マークで表示するしくみを検討するよう求めました。
また、ゲノム編集の農作物については、農業生産者への情報提供も重要です。都内の農家が種を購入する際に遺伝子組み換えおよびゲノム編集作物であるかどうかがわかるよう情報を提供する必要があります。

カルタヘナ議定書に基づき、生物多様性の観点からも、ゲノム編集の生物を栽培、育成する際には、遺伝子組み換えと同様に明らかにするべきです。
生活者ネットワークは、今後も、粘り強く取り組んでまいります。

 

10月20日(日)10時〜12時
国立駅南口さくらホールにて

「ゲノム編集食品  何が問題?」

と題し、山内れい子の都政フォーラムを開催します。
ぜひ、ご参加ください!