今回の選挙では、定数が2名削減の28人に対して37人の候補者が立候補し、大変な激戦となりました。また、どの候補者も「子育て、福祉」の充実を訴えており、政策面で候補者の違いを有権者に示すことが難しい選挙でした。
そうしたなかで、稲橋さんの当選は、日常の活動を通じて、市民の皆さんが生活者ネットワークを評価してくださった結果と、うれしく思っています。
生活者ネットワークでは、「子育て・介護は、社会のしごと」をスローガンにしています。昨年の都議会議員選挙でも、私はそれを強く訴えてきました。
日中はひとり留守番で、テレビが話し相手だとおっしゃる高齢の方、老老介護で寄り添いあって暮らしている方々、介護のちょっとの時間でもいいから自分の時間がほしい、また、家の中で小さなお子さんと向き合って自分の子育ては間違っているのではないかと悩んでいらっしゃる方など、お会いし、お話をうかがうことがあります。生活者ネットワークは、そうした方々の生活を、個人の努力だけに任せないで、社会全体で支えていくシステムが必要だと様々な提案を行っています。
一緒に政治を変えていくために、ぜひ、市政、都政に、皆様の声をお寄せください。