都内初めての住民投票 住民が投票結果を情報公開請求する方針を示す
昨日(5月26日)は東京都では始めての住民投票が小平市でおこなわれました。
都内で初めての試みに35.17%の方が日曜日わざわざ投票所まで出向き、意思表明を行った、ということは素晴らしいことと思います。
残念ながら、投票率が50%に満たなかったため、開票さえ行われませんでした。開票のための成立要件50%は必要だったのかと改めて疑問に感じました。
今回の東京都の道路計画を問う住民投票は、「住民参加で計画を見直す」か「見直しは必要ない」かの選択で、道路を通すか通さないかではありません。まさに自分の住む住環境計画に対して自分たちが参加をするかしないかの問いになります。
公開されず住民の意思を封印してしまうことは、民主主義の政治からは遠く離れてしまいます。過半数に達していなくとも、ぜひ投票結果を情報公開していくことを強く望みます。
都内初の住民投票が行われたこと、結果を情報公開するよう住民が請求したこと。少しずつかもしれませんが、民主的市民社会に向けて動いていることを力強く思います。