大河原まさこさんと語ろう~遺伝子組み換え作物・食品は今どうなっているの?

あなたは、どんなものを食べたいですか?   どんな地球に住みたいですか?

IMG_07363月19日に、生活クラブ東京の副理事 増田さん、元参議院議員の大河原まさこさんをお呼びし、国立・生活者ネットワークと山内れい子とひまわり会議主催で遺伝子組み換え食品を考える会を開きました。
食品の原材料表示に  “遺伝子組み換えでない” という言葉を見たことはありますか?
この表示は消費者の運動から義務表示とされたものです。私たちが健康に生活するために、毎日の食べ物はなくてはならないものです。

いったい、私たちはどんな食べ物が食べたいのでしょうか?そのことをしっかりと考えた時間となりました。

買い付けのためアメリカへ視察に行ってきた増田さんが、遺伝子組み換えの基本のきほんのお話しをしてくれました。
そして、大河原まさこさんには、「安全な食べ物を大事な家族に食べさせたい」という思いから食品表示を義務化させるために女性たちのいろいろな試みがあったこと。
また、国会議員の経験から「TPPが導入され、どのように私たちが口にする農作物や食べ物が変わっていくのか」も語っていただきました。

司会は山内です

司会は山内です

「害虫が食べて死んでしまう作物を子どもが食べて大丈夫!と言われて食べさせたいと思いますか?」

これは、遺伝子組み換え表示義務を求める運動を始めた女性たちの動機だそうです。

食するということは、データ的に大丈夫とか、良くなかったではなく、いのちをいただくことをまず考えることではないでしょうか。

ちょうど、東京都の食品安全条例が策定されたころに、生活者ネットワークの都議会議員を経験した大河原まさこさんは、「食品表示」とは、家族の食事と健康を担う女性たちが手に入れた「消費者の権利だ」と言います。

利潤追求の商品ではなく、”食べ物”として流通されることを売る人、買う人がはっきり認識できるしくみをもっと求めていきたいですね。