小池知事、2017年度予算案発表~生活者ネットの要望「人への投資」も盛り込む!
2017年度予算案が発表されました。
昨年夏誕生した小池都知事による初めての予算ですが、先行き不透明な経済状況で企業収益の減少や長引くゼロ・マイナス金利の影響を受け、都税収入は6年ぶりに減少、5兆911億円を見込んでいます。一般会計の予算規模は、0.8%減の6兆9540億円となりました。
知事は、2017年度予算を「『新しい東京』の実現に向けた改革を強力に推し進め、明るい未来への確かな道筋を紡ぐ予算」と位置づけ、メリハリのついた予算であると特徴づけています。
今回の予算案は、子どもへの教育予算の増額、女性の再就職や起業への支援など、生活者ネットワークがこれまで要望してきた「人への投資」が盛り込まれています。
若い世代の人たちが、仕事を続けながら子育てしやすい社会をつくるためには、保育園などの整備、働き方の見直し、ワークライフバランスの推進など、取り組みを進める必要があります。
パラリンピックを開催する東京こそ、高齢者、障がい者など、人にやさしいバリアフリーのまちづくりを推進していくことが求められます。
都議会生活者ネットワークは、「やさしさをレガシーに」となるような、子ども、若者、女性、高齢者など、人への投資を重点に、環境に配慮し、地域で安心して暮らせる持続可能な社会の実現に向けて、予算審議などを通じてチェックしていきます。