政治分野における男女共同参画推進法、成立。~女性議員を増やそう!
5月16日、「政治分野における男女共同参画推進法」が、全会一致で可決、成立しました。あまりに少ない女性議員を増やすように促す日本で初めての法律です。
列国議会同盟(本部ジュネーブ)の発表によると、2017年の世界各国の国会議員のうち女性議員の割合は、日本は193か国中158位。前年の163位から順位を上げたものの先進国では依然として最低水準。アジア地域でも中国(71位)、韓国(116位)より低いと報告されました。
72年前、戦後初の衆議院議員選挙で女性が初めて参政権を行使し、39人の女性議員が誕生。その年、男女平等を記した日本国憲法が公布されましたが、いまだに女性議員が増えない現状があります。
少子・高齢社会において重要なことは、男女平等に共同して政治参画することです。
子ども、高齢者、子育て世代、若者、障がい者、ひとり親、LGBT…。多様な視点を政策に取り入れ、生きづらさを軽減し、誰もが尊重される社会を築く。
女性議員を増やす第一歩を、しっかり進めていきたいと思います。