新型コロナウイルスから高齢者の命を守る緊急要望を提出

新型コロナウイルスの感染が拡大し、市民生活にも大きな影響が出ています。

店頭からマスクや消毒液が消え、さらにはトイレットペーパーやティッシュペーパー、おむつ、生理用品までも棚からなくなる事態となっています。

政府が全国の小中高校などに一斉休校を要請したことは、この混乱に拍車をかけ、対応を迫られている自治体や学校現場からは悲鳴が聞こえています。

この間、このウイルスの特徴も少しずつ明らかになってきました。高齢者が感染すると、重症化しやすく死亡リスクが高いことから、有識者からもその対策が優先されるべきとの意見が出ているところです。

ところが、デイサービスなど高齢者を対象とした介護現場でマスクが不足しており、感染対策に不安が広がっています。マスクや消毒液など衛生用品の確保は喫緊の課題です。

そこで、本日、小池都知事あてに、

東京都が備蓄しているマスクを高齢者施設や介護事業所に優先的に配布するため、早急に区市町村と協力して対応するよう「新型コロナウイルスから高齢者の命を守る緊急要望」を提出いたしました。

その後の3月6日、9日、都は緊急対応として、都職員が備蓄しているマスクの一部、計20万枚を区市町村に配布しました。今後も引き続き適切に対応していくとのことです。

 

 

写真:遠藤総務局長に要望書を提出。