〔写真:北多摩第2区から初めて生活者ネットの都議となった池田あつ子さん(右)、現都議の大西さん(左)と@東京都議選2009生活者ネット政策発表集会〕
国立に住んで17年。「私はこのまちが好きだ」「これからもずっと暮らし続けたい」そんな素朴な願いから、私のまちづくり参加が始まりました。「基本構想シンポジウム」「市民参加条例市民ワークショップ」・・・。そこに参加して大変驚いたのが、私と同じ“市民”が、「こうあってほしい」、「ここが問題だ」と、活発に話し合っていることでした。
すでにできあがったまちに住むのではなく、まちはそこに暮らしている私たち“市民”がつくっていくのだ。そのことを初めて知りました。これが私のまちづくりの原点です。
しかし、年齢、地域、職業等々・・・、それぞれ立場によって、意見も要望も異なります。難しいのは、いろいろな関連性のなかで、それらの多くの声を聞き取り、また声にならない声も拾い出し、分析し、目先の解決だけではなく、もっとも何が大切かを見極め、調整していくことです。
市民も自分の思いだけでは多くの人の賛同は得られません。市民の声が大きくなってもそれだけでは行政には伝わりません。行政に伝わっても一つの窓口だけでは行政を動かすことはできません。まちに暮らす人たち、私たちの声で私たちのまちを、より暮らしやすくするには何が必要か。それは、私たちの声を行政につなげていく手段です。行政のありようを見つめていく目です。
私は、東京・生活者ネットワークの代理人として、市民、区民、東京都民の代理人として、皆さんと一緒に地域の声をつないでまいります。
どうぞよろしくお願いいたします。