東京都議会 第4回定例会が始まりました

会期は12月1日から16日まで

国分寺の環境まつりにて、x山を散策。あまりに木漏れ日が美しくって
国分寺の環境まつりにて、x山を散策。あまりに木漏れ日が美しくって
 12月1日から第4回定例会が始まりました。私にとって2回目の本会議です。
まず、開会の前に15分ほど、東京都交響楽団のメンバーによる弦楽四重奏が演奏されました。
曲目は
ドヴォルザーク作曲/スラブ舞曲第10番
ラヴェル作曲/ボレロ
作曲者不詳/アメイジング・グレイス
サルトーリ作曲/タイム・トゥ・セイ・グッバイ
定例会に臨むにあたって、冷静を取り戻し、かつ士気を高められるひと時です。

 さて、ニュースをご覧になった方も多いと思いますが、所信表明で石原都知事が2020年オリンピック招致に再挑戦することを正式に表明しました。
 これまで知事は11年春で引退する意向を示し、2020年のオリンピック招致は新たな知事が判断する、150億円の招致活動費については報告書をまとめ、会計監査も実施して公表し、他の立候補する都市の参考にしてもらうと述べてきました。ところが、急に11月のマスコミ発表に続いて、12月1日の所信表明で「…次なる国内候補都市を選定する手続きの時間的問題をも勘案し、先般、再挑戦についての意思を表明しました。もとより再挑戦については、都民・国民の意向を十分に忖度(そんたく)し、都議会の皆さまとの議論を踏まえた、東京としての結論を出していくべきものと考えております」と述べました。この発言は、全く理解しがたいものです。

 また、12月3日の決算特別委員会では、2008年度の一般会計決算が「不認定」となりました。これは都政では初めてのことです。  生活者ネットワーク・みらいは、新銀行東京の追加出資やオリンピック招致活動の150億円の使途等を審議するための特別委員会を設置し解明の緒に就いたばかりであり、情報公開と責任の所在が不明確であることと、また、決算は、単に支出に間違いがないか、支出命令等に符合しているか、収支は適法であるかなどのチェックをするだけでなく、次年度の予算編成にあたっての問題点、留意点をその審議を通じて引き出していくのも重要な役割であるとの考えから、不認定としました。16日の最終本会議で、正式に不認定が決まる予定見通しです。

 見えにくいといわれる都議会を、少しずつ見える議会にしていきたいと思っています!
 都議会の様子は、MXテレビで放映されています。ときどきチャンネルを合わせてみてください。先日も、「山内さん、本当に中央の一番前に座っているんだね!」と、気づいてくれた方々に声をかけられました。うれしかったです。恥ずかしながら議会ではオレンジのジャケットを着ています。目につきやすいので、ご覧になってみてください(笑)。

*今回の一般質問は9日(水)18時54分から、星ひろ子議員が行います。持ち時間は前回と同じ8分。時間との勝負です。傍聴にもいらしてください。