まだ、からだが成熟していない女性が対象になっているわけですが本当に大丈夫なのでしょうか?
女性や子どものからだについて「健康」を総合的に考える医療をめざして都内で開業されている武田先生にお話しを伺いました。
午前10時開会
ワクチン接種当事者の保護者にたくさんご参加いただきました。
たんたんと医療現場から見える課題を説明してくださいました。
子宮頸がんについて図を使いながらわかりやすく説明していただきました。
お話の後、ワールドカフェ方式で参加者同士話し合いました。いろいろな不安や意見が出ました。
各グループから話し合われた内容を発表。
「こんなに注意書きの多い予防接種は初めてです。」
から始まった武田先生のたんたんとしたお話ぶりは、結果を押し付けないようにとできるかぎりの努力をされているように見えました。
HPVの長期感染によって発症する子宮頸がんは性感染症。感染元ともなり得る男性を考慮しない予防はどうなんだろう?
公費補助がでることから何も疑問を持たずにわが子(女子)に接種させてもよいものだろうか?
最後に「ふつうは大丈夫です」・・という言葉のつく一方通行の情報ではいくら注意書きを渡されたとしてもわかりにくいもの。直接説明を聞いたり、疑問をぶつけていく場がなければ「通常のインフルエンザ等予防ワクチンとは作りが違う」ということも「副反応が多く報告され、万一の場合に備えて蘇生器具の準備をしておくように言われた」ということなど意識することもできなかったのではないでしょうか。
そして「なにより早期発見のための子宮頸がん検診が重要です。」と何度か繰り返されていたのが印象に残っています。
受ける受けないは当人の判断!とは言え、まず中立で丁寧な情報を発信されなければ決断のしようがないですね。