オスプレイの横田基地配備撤回に関する要請書を提出

 5月12日、日米両政府は、米空軍の垂直離着陸輸送機オスプレイを横田基地に配備すると発表しました。オスプレイは、現在、米軍普天間飛行場に24機配備されていますが、それに加えさらに10機を横田基地に配備することになります。

   これまで横田基地周辺市町基地対策連絡会(立川市、昭島市、福生市、武蔵村山市、羽村市、瑞穂町)は、オスプレイを配備しないよう米国に強く求めることを日本政府に対し何度も要請しており、国立市を含め市議会からも配備しないよう求める意見書が提出されています。しかし、自治体の要望は全く聞き入れられることなく、今回突然の発表となったことは許しがたいことです。

   沖縄の基地問題で地元自治体である沖縄県の意見を一顧だにせず辺野古建設を強行に進める安倍政権は、集団的自衛権行使のための条件整備を目論み、米軍と自衛隊の連携強化や基地強化を推し進めています。今回の横田基地配備は、沖縄の負担軽減にはなりません。

   都議会生活者ネットワークは、これまでも基地の縮小・返還を求め、基地のないまちを構想してきました。

   本日、舛添知事に、東京都として都民の安全を守るために、日本政府および米国政府に対して、オスプレイの配備の撤回を求めるよう要請書(内容はコチラから)を提出しました。