追加種目5競技、予算は未定 ? ! ―オリンピック・パラリンピック推進特別委員会報告

小池都知事が就任して初めての都議会。豊洲市場移転計画にストップをかけ、オリンピック・パラリンピック会場については、3競技ボート・カヌーの海の森水上競技場、水泳のアクアティクスセンター、バレーボールの有明アリーナの整備計画見直しを求めたことから、都民の関心が集まり、傍聴席は満席となりました。

私が所属するオリンピック・パラリンピック推進特別委員会(11日)も、傍聴席が埋まりましたが、この日は、整備計画見直しの質疑ではなく、追加種目についての質疑だったため、がっかりなさった方もいたかもしれません。しかし、私はこの追加種目に関しても、問題はあると考えます。以下、報告です。

2020年東京大会の「追加種目」。

「追加種目」とは、開催都市がIOCに提案し、その大会の時だけ開催を認められる競技で、東京大会で初めて取り入れられます。

組織委員会は、5競技「野球・ソフトボール、空手、サーフィン、スケートボード、スポーツクライミング」を提案し、承認されました。

スポーツ好きの私としては、喜びたい気持ちもありますが、腑に落ちません。

 

競技が増えるとそれだけ開催会場が増え、コストもかかるからです。

しかも、予算は未定!

 

2020年東京五輪の開催費用の膨張がこれだけ問題となっているにもかかわらず、予算は示されていません。

 

東京都の課題は、東京五輪を成功させることだけでなく、福祉や教育など山積しています。5競技開催に、どのくらいかかるのか。即刻、都民に公表すべきです。

 

 

*お知らせ

10月29日(日)14時~、エソラホール

「山内れい子7周年集会」で、都政報告も行います。

ぜひ、ご参加ください。