船から視る!オリパラ建設地域~変貌する東京湾

5月9日、山内れい子と行くバスツアー「大人の社会科見学」
“視察船新東京丸から視るオリパラ建設地域と変貌を続ける東京湾“を開催。
多くの方々の参加を得ることができました。ありがとうございました!

東京2020大会の競技会場は全部で43会場、
プレス用施設IBC/MPC、選手村の非競技場が2会場。
そのうち新らたに整備する恒久施設は、国が整備する新国立競技場(うち448億円は東京都が負担)、都立施設6競技場と選手村となっています。

大会経費の総額予算は、2017年12月現在で、約1兆3500億円。
内訳は、
東京都が6,000億円
組織委員会6,000億円
国1,500億円等の試算となっています。

資材高騰・人件費の高騰、セキュリティや輸送の問題があるとはいえ、
膨大な費用がかかることは否めません。

船上からみた中央防波堤外側埋立地辺り

 

バスや、新東京丸に乗船して東京湾から、
建設中の競技施設等を遠望しました。
参加された方々からは、
これまでバラバラだった知識が全体としてつかむことができた
との感想をいただきました。

 

開場に向けて整備中の豊洲新市場

 

東京湾の廃棄物等埋立処分上の歴史の解説は、まちぽっと(まちづくりのシンクタンク)伊藤久雄さんから解説していただき、現在はごみの廃棄物処分というより、都内の公共事業から発生する建設発生土の受け入れが多くを占め、埋め立て処分場も限界に近づいているとのご指摘がありました。

晴海客船ターミナルよりみた選手村建設現場

 

 

豊洲新市場は、現在10月11日の会場に向け、
追加工事が行われているため内部見学はできませんでしたが、
隣接する客船ターミナルから、選手村予定地とともに、全貌を見ることがきました。

 

 

新国立競技場

 

一日がかりの視察ツアーでしたが、
多くの方々から、非常にわかりやすかった、
今後もこうした企画を組んでほしい等々、
うれしい感想をいただき、
スタッフ一同感謝申し上げます。

今後とも、都政を身近に感じていただけるよう、
皆さまのご意見、要望をうかがいながら取り組んでまいります。