東京2020大会会場のバリアフリートイレについて

昨日の朝日新聞に
「バリアフリートイレ  6種に細分化」「『混雑で利用しにくい』声に応え」という記事がありました。

東京オリンピック・パラリンピック大会で東京都が新設する競技会場に6種類のバリアフリートイレを細分化して設置するという内容です。

2013年のスポーツ祭東京の観客席
バリアフリーは会場全体で取り組む必要があります。

このトイレの問題は、2017年4月のオリンピック・パラリンピック等推進特別委員会などで、指摘してきました。

2013年のスポーツ祭東京の際、会場となった味の素スタジアムで、誰でもトイレの数が足りないばかりか、使い勝手が悪いことなど課題を提起しました。

誰でもトイレには、車いすの人、赤ちゃん連れの人、高齢者、オストメイトの人、あらゆる人が集中してしまいます。

そこで、当事者等団体等から要望を聞き、多様なニーズに対応し、一箇所に集中するのではなく、各階に分散配置(水平・垂直方向に分散配置)するよう求めました。

実現に向けて進んでいます。

ただ、その時に要望したLGBTQとくにトランスジェンダーの人が安心して利用できるトイレ、盲導犬や聴導犬などの補助犬のトイレスペースの確保などは
どう進んでいるのか、今後もチェックしていかなくてはなりません。

バリアフリーは、観客席、トイレ、出入口など会場全体、まち全体で進めていく必要があります。

返信
転送
返信転送