DV、児童虐待の深刻化、潜在化を懸念。子どもの食の保障も!

被害者が相談機関につながる工夫を!

子どもの居場所、健康の確保はもちろんですが、
長引く在宅によるストレスなどからDV、児童虐待が増加していることは明らかです。
また、自粛要請で家族が家にいるため、声を上げられずにいる
DV、児童虐待の潜在化も懸念されます。

都は、相談件数は今のところ増えていないとしていますが、
それは、被害者が相談機関につながっていないことを示す、
より危険な状況になっているということではないでしょうか。

深刻化、潜在化、密室化への対応を早急にするべきです。

家が安全な場所ではない人への逃げ場の確保や、孤立させないために、
相談機関の周知は不可欠です。

学校がドリル等を配布する際に相談窓口のカードやリーフを同封する、
東京都のホームページや広報で周知するなど、
さまざまな工夫で相談機関につながるようにすることが重要です。

そして、民間支援団体が事業を継続できるよう、
財政支援、感染防止対策への支援、
ホテルを借り上げてシェルターを確保するなどの支援をするべきです。

 

子どもの食の保障への支援を!

長引く休校により
給食がないことによる低所得世帯への影響は深刻になっています。
子どもの食を保障することは重要です。
子ども食堂もフードバンクも感染防止対策で継続に支障が出ています。

都議会生活者ネットワークは、学校給食を利用して弁当を配布するよう
自治体に協力要請し、財政支援をするよう都に求めました。