高齢者、障がい者の新型コロナ感染症対策を急げ
新型コロナウイルスの感染が止まりません。
地域で暮らす障がい者、在宅を支える介護保険事業者などから、感染症対策に関する東京都への要望が生活者ネットワークに届いています。
地域で暮らす高齢者や障がい者、介護・介助事業者は、互いに感染しない・させないために細心の注意を払い予防対策をしながら日々ケアを行っていると聞いています。そのため、マスクなど備品の支援の要望を生活者ネットワークは実現してきました。さらに、感染すると重症化しやすい障がい者や、介護・介助従事者・事業者からは、定期的なPCR検査の要望があります。
第3回定例会に提出される補正予算案には、新型コロナウイルスの感染拡大防止対策として、高齢者や障がい者の入所施設を対象に、PCR検査を受ける費用などが含まれています。一歩前進ですが、医療崩壊を防ぎ、リスクの高い高齢者、障がい者への感染を防ぐためにも、検査の対象をさらに広げ費用は行政が負担する。当事者の要望をしっかり受け止めていくべきです。