間伐と枝打ちをしてあるところとしていないところでは対照的。
手入れをしているところでは下草が生えていて明るいんです。
何もしていないところは地面がツルツルで、水も浸透せず流れ出ていきます。
森を保つためには人手が足りずボランティアだのみです。
東京都の動きは水道水源林を保つため、民有林買い取りの2010、11年度募集が終わり、購入を具体的にしていく段階になっています。
また、林業の促進に関しては伐採した木を森の外に出すための林道の設置を進める方向ですが、林道をつくるにも東京の森林の所有地は小さかったり、複数の所有者がいる共有林だったり、不在、連絡が取れなかったりでと多くの課題があります。
森がいきいきと生きていくことは水循環を考える上では不可欠な要素です。東京に住む私たちは身近な森にもっと関心をもつべきではないかと思います。