都議会でのセクハラ発言に対する要望書提出
昨日6月18日の一般質問において、塩村あやか議員の女性の妊娠・出産に関する質問の際、議場内の男性議員から「早く結婚したほうがいいんじゃないか?」などのヤジが飛び交い、嘲笑が湧きました。
こうした言動は、セクシャルハラスメントにほかならず、人権侵害行為であり、決して許されるものではありません。発せられた内容は、男女平等参画をすすめ、セクハラ防止に取り組む都政を監視すべき都議会として、消すことのできない汚点を残すものと、強く抗議します。
本日、都議会女性議員は超党派で、吉野利明議長宛に口頭で申し入れをしました。
加えて、生活者ネットワークは、西崎光子、小松久子、山内れい子の連名で、議長宛に「セクシャルハラスメント発言に対する要望書」を提出。
今回の発言は、女性への差別と偏見、すなわち女性蔑視を背景に
した性差別発言であり、誠に不適切である。議会人として率先して人権意識を高めていかなければならない都議会が、公的な場である議場でセクハラ発言をするということは、都民の負託を受けた都議会議員として自覚が欠如しているといわざるを得ないと言及。
今回の問題に、都議会として厳正に対処するとともに、今後このようなことがないよう、強く要望しました。