「水道からの放射性物質検出への対応について」

都議会生活者ネットワーク・みらいが水道局へ申し入れ


 3月24日に水道からの放射性物質検出への対応について下記のような申し入れを行いました。

東京都知事 石原慎太郎様
                    2011年3月24日
                    都議会生活者ネットワーク・みらい

水道水からの放射性ヨウ素検出への緊急対応に関する申し入れ

東京都金町浄水場の水道水から、200ベクレルを超える放射性ヨウ素が検出され、乳児の摂取を控えるよう、指示が出されたことは、都民に大きな衝撃となり、瞬く間にボトルウォーターが店頭から姿を消しました。福島原発の事故は容易に収束の兆しが見えず、放射性物質による汚染がどこまで広がるのか、いつまで続くのか、見当がつかないことが不安を増大させています。水道水の安全は都民にとって緊急で最重要の課題であるところから、都として緊急に以下の対策をとるよう申し入れます。

1、 水道局は全浄水場の原水と浄水、および原水が経由している各水系につ  
いての放射能分析を継続し、その結果を公表すること。
2、 水道局は、放射性物質がどのような経路を通して混入してくるのかを把 
握し、使用する原水を選択すること。
場合によっては、北千葉導水路の江戸川への流入停止や、多摩川系の活用、多摩地区の地下水源活用率を上げるなど、水道局としてできることをしっかり検討すること。
3、 都民への情報提供に当たっては、「都民への不安のばらまき」にならな 
いよう、適切かつ明確な表現に努めること。

以上