2020年東京五輪こそ、再生可能エネルギーの環境都市東京に。

    東京都が、2020年東京五輪に向けて新設するオリンピックアクアティクスセンターや武蔵野の森総合スポーツセンター、若洲オリンピックアリーナなど10施設の総額予算は、招致段階で1538億円。ところが、資材・人件費高騰等により、「約3倍にも膨らむ」「基金4000億円では収まらない」とのマスコミ報道があり、一体どのくらいになるのか市民から不満の声があがっています。整備費高騰、液状化対策など山積するなかで、「試算が甘かった!」では済まされません。
 
  一方、東京五輪を機に、再生可能エネルギーの利用が加速することを期待したいと思います。3.11以降、太陽光発電など再生可能エネルギーが進められていますが、まだまだ世界に遅れをとっています。太陽光発電の更なる拡大と、熱には熱の利用、例えば太陽熱を水泳競技場のプールに利用する、地中熱を空調に利用するなど、省エネ・再エネで低炭素型の競技場を目指すことが重要です。

8月18日に開かれた国際シンポジウム「カンムリウミス¬ズメと上関の生物多様性 -「奇跡の海」を未来の子どもたちへ- 立川市議の稲橋ゆみことともに出席しました。

  計画では、オリンピックの開会式は7月24日、競技は25日から8月9日。パラリンピックは8月25日から9月6日。今年の天候を振り返るまでもなく、厳しい暑が予想されます。熱中症対策とともに、ヒートアイランド対策を進め、環境都市東京の実現を目指す提案をしていきたいと思います。