問われる!ポストコロナ時代の環境対策~第2定報告③

新型コロナでの外出自粛が続き、テイクアウトや個別包装などが増えたため、プラスチック容器が多く使われるようになりました。
昨年末策定した「ゼロエミッション東京戦略」では、2030年までに、家庭や大規模オフィスから出る廃プラスチックの焼却量を2017年比40%の減らすことを目標としており、脱プラスチックや気候変動対策に取り組むことが重要です。

経済活動をコロナ前に戻すのではなく、これを機に持続可能な経済の形をつくることが必要です。

また、感染防止のための消毒薬として化学物質が多用されていることも問題です。
次亜塩素酸水(電気分解法で生成したもの)を入り口で体全体に噴霧する店が出たり、消臭除菌スプレーを手指消毒に使用するなど間違った使い方や、化学物質の使用が増えることで、逆に健康被害を引き起こすおそれがあります。
都としても、消毒剤の有効性に加えリスクも併せて広報するように求めました。